亀山の外国籍の皆さん

当地で外国籍の市民が一気に増えたのは30年くらい前からである。

ホンダの協力会社として自動車部品工場がいくつかありバブル景気の頃に増産による人手不足からブラジルの日系人を優先して採用したことが契機であった。

多い時は市民の5%を越え特に若い世代に限っては10人に一人が外国籍ということになった。多文化の共生を市民から始めようと市民団体亀山国際交流の会も活動を始め次第に地域に溶け込んでいった。この間の様子は下記のサイト「ヒストリアKIFAストーリー」に詳しい。

http://www.shimin-kyodo.sakura.ne.jp/kirakame21/kifa/kifahistory/

 

派遣会社による状況変化

ブラジル系日系人の多くは正規に雇用され家族を呼び寄せたのに対し、フィリッピン、中国からの皆さんは派遣会社に所属し研修期間が終わると帰国していった。

派遣会社は零細な会社が多く他の外国人との交流を移籍を恐れてよしとしなかった。

さまざまの問題を含みながらも現時点で市内には30カ国約1600名(3.3%)の外国籍の皆さんが居住している。公式資料