亀山の西方には市境にもなっている鈴鹿山脈が延々と続きます。

朝に夕に姿を変える山々は亀山に生まれ育った人たちにとって故郷の原風景です。

またここから流れ来る伏流水は豊かな水源となっています。

20年くらい前に利権がらみで長良川河口堰から余った水を飲料水として三重県の各地域に送水する計画がありました。当地の市民有志が反対運動を起こしついに当時の市長の英断で亀山市は拒否することになりました。

広大な集水面積を持つ亀山なら普通に考えれば当然のことでした。

 

また10年ほど前に野登山にたいし鉱石の採掘申請が出され国の許可寸前まで行きましたが市民有志が立ち上がって3万以上の反対署名を集め業者が断念したこともありました。

今では亀山市の西半分は全国でも珍しく国から鉱区禁止の指定がされています。

ふるさとの自然は亀山人にとって特別な想い入れがあるのです。

亀山市は三重県下第3位の伊勢茶の生産地です。

特に中の山茶園は三重県下最大規模です。

見渡す限りの茶園は当地の代表的な景観です。

<月夜の晩に怪しく光る>

亀山の北部にある景勝地、石水渓

ここのシンボルとなっている岩山、鬼が牙

月夜の晩には青く妖しく光るらしい。

何年か前、好奇心旺盛な面々が写真撮影に集まった。そうして撮れたのがコレ。